まるみワークス編集部のヒヨリです。冷蔵庫の棚やドアパッキンは、食品の汁や調味料が付きやすい一方、強い洗剤や自己流の分解で樹脂や密閉部を傷めるおそれがあります。ここではシャープの公式サポートを共通の考え方として参照し、外し方と取り付け方は手元の型番の取扱説明書を優先します。

作業前に型番と取扱説明書を確認する

念入りに掃除する前は電源プラグを抜き、食品を取り出して傷まないようクーラーボックスなどへ移すよう、シャープは案内しています1。ただし、電源を抜く必要がある範囲や、再通電後の設定は機種で異なります。最初に型番を確認し、取扱説明書の「お手入れ」「停電・電源プラグを抜いたとき」の項目を読んでください。

棚、ドアポケット、ケースなど、外せる部品も機種ごとに違います。シャープの案内にある取り外し図を他社や別構造の棚へそのまま当てはめず、手元の説明書に図示された部品だけを外します1,3。抵抗がある部品を無理に引っ張らないことも大切です。

ドアパッキンは「ぬるま湯」から始める

汚れが軽い場合、ドアパッキンはぬるま湯で拭きます。落ちない汚れには、表示に従って薄めた台所用中性洗剤を柔らかい布に含ませ、固く絞って拭きます。その後は水拭きで洗剤分を取り、最後にから拭きします2

中性洗剤の原液や洗剤分の残りは樹脂を傷める原因になるため、薄め方と拭き取りを省略しません。シャープは、アルコール、シンナー、ベンジン、みがき粉、アルカリ性・弱アルカリ性洗剤、たわし類、60度以上の熱湯などを使わないよう案内しています2。別メーカーの機種では禁止品が追加される場合があるため、説明書の指定を優先してください。

棚は外せることを確認してから洗う

シャープの対象案内では、外した棚を中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、洗剤をよく流す手順が示されています3。庫内を拭く場合は、柔らかい布を固く絞り、すき間へ水分を入れないようにします。外して水洗いできる部品は、水分を十分に拭き取ってから戻します2

棚の取り外し方向、支える位置、分解できる範囲は機種ごとに確認します。シャープの案内では60度以上の熱湯を禁止し、水拭きの布は固く絞って庫内のすき間へ水分を入れないよう示しています2,3。水洗いは取扱説明書で外して洗えると確認できた部品だけにします。

取り付け後はパッキンのすき間を見る

部品を説明書どおりの位置へ戻し、棚や食品が扉に当たっていないか、パッキンがめくれていないかを確認します。シャープは、食品や市販ポケットが棚に当たると扉が閉まりにくい場合があると案内しています4

パッキンの汚れは扉を開けにくくする原因になることがあり、同社はぬるま湯または薄めた中性洗剤で拭いた後、乾いた布で拭くよう案内しています4。傷みやすき間があり、霜・露・冷えの悪さが続く場合は、販売店へ相談する案内です5。パッキンを接着剤で補修するなど、取扱説明書にない修理は行いません。

排水部と背面は機種別の案内を優先する

冷蔵庫によって排水経路や蒸発皿の位置、利用者が外せる範囲は異なります。今回確認した一般向けページだけでは全機種に共通する排水部の分解手順を確定できないため、この記事では手順を一般化しません。取扱説明書に利用者向けの清掃方法がある場合だけ、その範囲で作業します。

自動製氷の給水経路は棚・パッキンとは部品と頻度が違うため、自動製氷機のお手入れを参照してください。冷えが戻らない場合は冷蔵庫が冷えないときの確認順、側面の熱や音が気になる場合は熱・音の切り分けへ進みます。セカンド冷凍庫にも同じ掃除法を当てはめず、セカンド冷凍庫の選び方で霜取方式を確認してから取扱説明書を開いてください。

まとめ

掃除の基本は、型番の取扱説明書を確認し、食品を退避し、指定された部品だけを外すことです。ドアパッキンはぬるま湯から始め、必要な場合だけ薄めた中性洗剤を使い、水拭きとから拭きまで行います1,2。棚の外し方、排水部、再通電後の操作は機種差が大きいため、一般記事より説明書を優先してください。