Panasonic NR-F65WX3は、幅750×奥行745×高さ1,828mmの本体で、650Lの大型庫内と中央の冷凍室123Lを優先する家庭に向きます。野菜室は食品収納目安97Lと大きい一方、最下段です。幅を685mmへ抑えたい人、野菜室を中央で使いたい人は東芝GR-A640XFSが比較候補になります。
NR-F65WX3の寸法を設置スペースに当てはめる
本体の質量は120kgです。据付に必要な奥行寸法も745mmと外形の奥行と同じ値のため、背面はほぼ壁に寄せて置けます。ただし放熱のため、本体の左右各5mm以上、上方向に40mm以上のすき間は削れません。壁際に設置して冷蔵室ドアが十分に開かない場合は、壁から15mm以上離してください。
| 判断軸 | NR-F65WX3 |
|---|---|
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 750×745×1,828mm |
| 質量 | 120kg |
| 据付必要奥行寸法 | 745mm〈外形奥行と同値〉 |
| 放熱スペース(左右) | 各5mm以上 |
| 放熱スペース(上方) | 40mm以上 |
| 壁際でドアが十分開かない場合 | 壁から15mm以上 |
| 冷蔵室ドア開放時の最大奥行 | 1,139mm |
| 野菜室引き出し時の最大奥行 | 1,295mm |
冷蔵室ドアを開いた状態の奥行は1,139mm、野菜室を最後まで引き出した奥行は1,295mmまで伸びます。本体が置けても、対面キッチンの通路やカウンターとこの奥行が干渉すれば、扉やレールを最後まで開け切れません。設置場所の前方には、この数値ぶんの余白を確保してください。
搬入時に本体の向きを変えるためのスペースは、上記の寸法には含まれません。玄関や廊下の曲がり角、階段の踊り場など、高さ1,828mm・奥行745mm・質量120kgの本体を回転させる箇所があれば、設置前に実測して搬入できるか確認してください。
公式仕様
| 判断軸 | NR-F65WX3 |
|---|---|
| 定格内容積 | 650L |
| 冷蔵室 | 335L〈食品収納目安257L〉 |
| 製氷室 | 24L〈7L〉 |
| クーリングアシスト | 33L〈17L〉 |
| 冷凍室 | 123L〈79L〉・中央 |
| 野菜室 | 135L〈97L〉・最下段 |
| 年間消費電力量 | 281kWh/年 |
定格内容積は棚やケースを外した規格上の容量です。買い物袋や保存容器を当てはめるときは、食品収納スペースの目安を区画ごとに見てください。
冷凍室を中央で使い、野菜室は最下段から引き出す
中央の冷凍室は食品収納目安79Lで、ベアリング式レールのフルオープンです。冷凍食品や作り置きを毎日使う人は、かがむ回数を減らせます。別のクーリングアシストルーム33Lは「冷ます」「急冷」「急凍」に使う区画で、通常の冷凍室123Lと単純に足して156Lの冷凍室とは扱いません。
野菜室は食品収納目安97Lで最下段です。収納量を優先する人には合いますが、重い根菜や大きな野菜を中央の高さで扱いたい人は、区画位置を優先したほうが使いやすくなります。
幅ならGR-A640XFS、冷凍室中央と年間値ならNR-F65WX3
東芝GR-A640XFSは643L、幅685mmで、NR-F65WX3より65mm細い本体です。野菜室が中央、冷凍室は160Lの3段構成です。幅を抑え、野菜を中央で出すならGR-A640XFSが合います。
NR-F65WX3は650L、年間281kWh/年で、GR-A640XFSの296kWh/年より15kWh小さい公表値です。冷凍室中央と食品収納目安97Lの野菜室を優先し、幅750mmを置けるならNR-F65WX3が選びやすいです。詳しい同一項目比較はNR-F65WX3とGR-A640XFSの違いで確認できます。
NR-F65WX3が向いている人
- 幅750mm・奥行745mmを置け、ドア開放時の1,139mmと引き出し前方1,295mmの余白も確保できる人
- 冷凍食品や作り置きを中央の冷凍室から頻繁に出す人
- 650Lと、野菜室の食品収納目安97Lが必要な人
- 281kWh/年の公表値を大型同士で比較したい人
NR-F65WX3が向いていない人
- 設置幅を685mm前後へ抑える必要がある人
- 重い野菜を中央の高さで出し入れしたい人
- 650Lまでは必要なく、搬入しやすい小型機を選びたい人
- 玄関や廊下で120kg・高さ1,828mmの本体を方向転換させる搬入経路を確保できない人
設置と搬入の測り方は冷蔵庫の選び方へ進んでください。

